ジャパンアットレスキュー株式会社

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各害獣・害虫の生態

ネズミの生態

家屋や人に被害をもたらす代表的な種はドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ の3種です。
1匹のネズミで年間5〜6回出産し、一度の出産で5〜15匹産れます。
食糧漁りでよく台所に置いてある小麦粉の袋や食材がかじられている被害が見受けられます。

ドブネズミ クマネズミ ハツカネズミ
  ドブネズミ クマネズミ ハツカネズミ
体長 20~26cm 15~20cm 6~9cm
体色 茶色がかった灰色
腹部が灰色、黄気味の白
茶褐色、灰褐色、黒
腹部が黄褐色、白
灰色、こげ茶色、黒白など
薄い色、白
尻尾 体長よりも少し短い 体長よりも長い 体長よりも少し短い
頭部 耳が小さい
鼻先が丸い
耳が大きい
鼻先が尖っている
耳が大きい
鼻先が尖っている
性格 獰猛で警戒心はやや低い 臆病で警戒心が非常に高い おとなしく警戒心は低い
食性 魚介類や肉などの動物質を好む雑食 穀物や果物などの植物質を好む雑食 穀物や果物などの植物質を好む雑食
ドブネズミの糞
大きさが均一で丸みがある
クマネズミの糞
大きさが不揃いで細長い
ハツカネズミの糞
小さく両端が尖っている
活動域 水周りや湿気が多いところを好み、
下水、排水口などで活動
家屋内の天井裏、
屋根裏壁中等と広範囲に活動
農地、その周辺で活動することが多く、
倉庫、納屋などで活動
動きの特徴 寒さに強く泳ぎが得意だが壁をよじ登ったり、
綱を渡ったりするのが苦手 ※1
壁をよじ登ったり、
綱を渡ったりするのが得意だが泳ぐのは苦手 ※1
壁をよじ登ったり、
綱を渡ったりするのが得意だが泳ぐのは苦手 ※1

※1天井裏で物音がしたり糞が落ちている場合の殆どはクマネズミが侵入していると思ってもいいですが、ネズミは環境適応力が非常に高い為、本来高い所を好まないドブネズ ミが天井裏で発見されたり、泳ぎが苦手なクマネズミが下水を拠点に活動していたなどというケースもあります。

イタチの生態

日本での代表的な種はニホンイタチとチョウセンイタチの2種です。
4月〜6月になると繁殖期に差し掛かり、ツガイで行動することが多くなり、出産は年に1回で1度の出産で1〜8匹産れます。
基本的に夜行性と言われていますが昼間も活動することがあり、冬眠することなく一年中活動しています。

ニホンイタチ チョウセンイタチ
  ニホンイタチ チョウセンイタチ
体長 オス 27~37cm
メス 16~25cm ※1
オス 28~39cm
メス 25~31cm ※1
尻尾 体長より短いオス 12~16cm
メス 7~9cm
体長と同じくらいもしくはやや短いオス 16~21cm
メス 13~16cm
体色 赤褐色、茶褐色 褐色がかった黄土色
食性 鳥や小動物、昆虫を捕食
木のみなどの植物質
鳥や小動物、昆虫を捕食
果物などの植物質
活動域 川辺や池沼、湿地などの水辺
山間部周辺 ※2
農地や林など自然と隣接する住宅地
農村周辺 ※2
繁殖期 春に1回出産
九州では2回出産することもある
春に1回出産

※1 基本的にニホンイタチはチョウセンイタチよりも一周り小型ですが、個体差や雄と雌の体長の差や体色が似ていることから外見上見分けるのは難しいです。
※2 ニホンイタチは本州・四国・九州に棲息しており、最近では北海道でも発見されているようです。
チョウセンイタチはユーラシア大陸北部、アジア東部など広く分布しており、日本では唯 一対馬で棲息していたのが、毛皮獣として輸入されたのが逃げ出し西日本で繁殖し野生化しました。

アライグマ・ハクビシンの生態

その他害獣と比較しても、大きな個体なのがアライグマ・ハクビシンです。その他、アナグマやタヌキも害獣に区分されます。
農作物を荒らしたり、家屋へ浸入し、破損や破壊をしたりする実例が多く見受けられます。

アライグマ ハクビシン アナグマ タヌキ
  アライグマ ハクビシン アナグマ タヌキ
体長 60~100cm 90~110cm 60~65cm 65~75cm
尻尾 尾は長く、リング状の縞模様がある 尾は長く、縞模様はない 尾は長い毛で覆われ短くて太い。縞模様はない 尾は短く、縞模様はない
体色 全体的に白っぽい 鼻から後頭部にかけて白い帯がある 褐色か黒色 前足から肩にかけて黒い帯がある
足跡 5本の指がはっきり分かれ、人の手に似ている 指は5本で細長い 指は5本で、湾曲した長い爪がある 指は4本で、花模様に似ている
耳は大きく白い縁取り 顔に比べて耳は大きい 耳は小さく目立たない 耳は丸い

コウモリの生態

家屋内に侵入してくるコウモリはアブラコウモリ(イエコウモリ)という種が殆どです。

イエコウモリ
  イエコウモリ
翼の長さ 18~24cm
体長 4~6cm
繁殖期 7月~8月
一度に1~3匹
活動 4月~10月
食性 主に昆虫類

ハチの生態

国内で代表的なハチはスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種です。この中 でも特に刺されるなどの被害が多いハチはスズメバチであり、年間20〜30人 の方がこのハチに刺されることによって亡くなっております。この数値はクマや ヘビ、サメに襲われて亡くなられた方の数値より倍以上多いです。

スズメバチ アシナガバチ ミツバチ
  スズメバチ アシナガバチ ミツバチ
巣の形状 スズメバチの巣
大円形もしくは丸い球体
アシナガバチの巣
お椀をひっくり返した形状
ミツバチの巣
1枚の巣が複数連なっている
英巣場所 天井裏、床下、樹洞などの閉鎖空間や軒下、
木の枝などの解放空間
軒下、木の枝などの解放空間 天井裏、床下、樹洞などの閉鎖空間
危険度 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆
活動期間 4月下旬から5月上旬頃に女王バチが営巣し始め、
11月末まで活動する
4月上旬頃から女王バチが営巣し始め、
9月下旬まで活動する
一年中活動する

シロアリの生態

現在シロアリは世界で約3000弱もの種類が発見されており、そのうち日本で生息しているシロアリは22種類確認されております。 全てのシロアリが建物に害をなすわけではなく22種のうち4種類が害をなすといわれております。その中 でも代表的な種がヤマトシロアリとイエシロアリの2種です。乾燥にとても弱く、水分がないと棲息出来ない為、常に湿った土中、木材などで活動しています。

ヤマトシロアリ イエシロアリ
生息域 北海道北部を除く日本全域※1 千葉南部以西の海岸沿い
四国 九州海岸沿い
沖縄本土周辺の島 小笠原諸島※1
食害部分をそのまま巣にする為、
小さな巣がいくつか点在する
初めに大きな巣(本巣)を作り、
集団が大きくなり始めると新たな巣(分巣)を作る
  頭部が全身の約1/2の大きさ
頭の形が丸みを帯びた長方形
ヤマトシロアリ
頭部が全身の約1/3の大きさ
頭の形が卵形
イエシロアリ
羽蟻 色が薄い黒褐色群飛
※2時期が4月〜5月の昼間
羽蟻のヤマトシロアリ
色が茶褐色群飛
※2時期が6月〜7月の夕方、夜
羽蟻のイエシロアリ
被害部分 床下部分で被害が留まることが多く
水回り(台所、お風呂場、トイレ等)を中心に食害 ※3
床下、天井裏、屋根裏、壁中と
家屋全体に被害が及ぶことが多い ※3

※1 下の図が分布図になります。
※2 群飛とは成長した羽アリが新たな巣作りの為、巣から一斉に飛び立つことです。群飛時期は地域によっては違いがあり、例えば九州南部などの温暖な地域では一月早かったり、東北などの寒冷な地域では一月遅く群飛したりします。
※3 シロアリは乾燥を嫌い、湿気が多い場所を好む性質があります。ヤマトシロアリの場合、コロニー(一つの集団)が小さいこともあり、被害進行も遅く、被害部分は床下部分のみで収まることが多いですが、天井裏で雨漏りが起こっている場合は天井裏にまで被害が及んでしまうこともあります。1万〜3万と言われているのに対し、イエシロアリは数十万〜百万匹と言われております。被害進行もとても早く、水を運ぶ能力に長けている為、被害が天井裏など家屋全体に及ぶことが多いです。

ゴキブリの生態

ゴキブリは約3億年前から棲息していることで「生きた化石」とも言われており、その生命力は頭を切り落としても数週間は生存し続けることが出来るぐらい測り知れないものです。国内では約50種のゴキブリが棲息しており、その中でも クロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリなどが家屋内で多く見られます。

クロゴキブリ チャバネゴキブリ ヤマトゴキブリ ワモンゴキブリ
  クロゴキブリ チャバネゴキブリ ヤマトゴキブリ ワモンゴキブリ
体長 30~40mm 10~12mm 25~35mm 40~48mm
活動域 家屋内で最もよく見られる種で木材、
コンクリートの造りに問わず出没する
寒さに弱い為、暖房設備の整ったホテル、
飲食店、病院などでよく見られる
主に森林などの野外に棲息するが、
木造の家屋、納屋などにも棲み着く
沖縄、九州南部などの熱帯地に棲息していたが、
都市部のマンホール、下水にも棲息する
卵鞘 卵の数が20~28個 卵の数が30~40個 卵の数が10~20個 卵の数が8~15個
卵期間 30~47日間 20~30日間 ※1 27~35日間 35~40日間
幼虫期間 8~10ヶ月間 2~3ヶ月間 ※1 7~10ヶ月間 6~12ヶ月間
寿命 オス 2~3ヶ月間
メス 5~6ヶ月間
6~7ヶ月間 オス 3~4ヶ月間
メス 5~6ヶ月間
6~24ヶ月間

※1 ゴキブリは基本的に繁殖力が高く「1匹居たら何十匹居る」と言われているぐらいですが、 その中でもチャバネゴキブリは2、3カ月で成虫、つまり卵が埋める状態にまで成長するのでゴキブリの中でも群を抜く繁殖力を持っています。

その他の害虫の生態

ダニ ムカデ クロアリ
  ダニ ムカデ クロアリ
特徴 全世界で約2万種のダニが棲息していると言われており、
容姿や生態など多様性 に冨みますが、どの種も小型の物が多いです。
マダニ類は吸血により体長が1cmぐらいになり
目視してもはっきりと見える大きさになりますが、
それ以外のほとんどの種は1mm以下のものが多いです。
食性は人から出た垢やフケ、カビ、ハウスダスト食物の
たべこぼしなどの雑食性で高温多湿な場所を好み
畳やソファー、絨毯などで身を潜み繁殖します。
人によっては噛まれたり、宙にまう死骸を吸い込むことにより、
皮膚炎、鼻炎、気管支炎といったアレルギー反応を起こすこともあります。
野外から侵入してくる小動物にはダニが寄生していることが多いので、
ネズミやイタチの侵入によりダニの被害に遭ってしまうこと がよくあります。
日本には約130種類のムカデが生息しており、
代表的な種がオオムカデ科のトビズムカデやアオズムカデなどが居ます。
体長は8〜15cmぐらいで大きいもので20cmに達する個体もいます。
ムカデの頭部には毒をもった顎があり、
咬まれるとハチに刺されたような激痛を伴い、大変危険です。
肉食性でゴキブリやバッタなどの昆虫を補食し、
小さいネズミなどの小動物も捕食することがあります。
ちょっとした隙間にも潜り込める為、
住宅街などでは餌を求めて家屋内に侵入してくることもあるので要注意です。
クロアリは国内で約280種類棲息していると言われており、
代表的なのでクロオオアリやイエヒメアリといった種がいます。
虫の死骸を主食にするアリや砂糖や蜜などの甘いものを主食にするアリも居ます。
シロアリとは違って家屋内に侵入されても木を食害されることはありませんが、
種によっては壁中に巣を作ったりします。
ベッドやシーツ、枕カバーや香りのついたティッシュなどに集団で群がる姿なので不快感を与える他、
台所にある食品やペットのエサを食害します。
また乳幼児の口の周りについた食べカスと一緒に噛まれてしまったなどというケースもあるので注意が必要です。